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バイオリンと外宇宙の話 vol.2

3連ちゃん

ゾンビからようやく抜け出して(笑)
日曜アンサンブル月曜レッスン火曜アンサンブルと3連ちゃんしてきました〜。

さて日曜日は ドヴォルザーク・アメリカの3,4楽章なんですが、こりゃ〜難しい!
しかし、多分一番難しいのは内声とかセカンドバイオリンじゃないかって気がします。
4楽章とか、汽車が疾走(いや我らの場合は徐行運転)してる「シュポシュポ」みたいなのをずーっと内声が担当して、ファーストがのんきなメロディー弾くという…

にしても、ファーストはやたら音が高く、ハイポジションの飛びつきが多い。
音程はある意味「運」な感じです(爆)
楽しいけどなかなか弾ける気がしませんです。

さてさて、月曜のレッスンですが、ようやくモーツァルト4番、3楽章に突入しました〜。
やはりゾンビだったことも影響しw 細かいところとか上手く弾けなかったんだけど、一応最後まで通して弾き、フィンガリングと練習の仕方について色々教わってきました。
うーん年内完成を狙えるか。
1年がかりになりましたね〜(まあ予想通りなんですが)

火曜日はブラームスの六重奏曲。
(こう書いてると結構ヘビーな曲やってるぞ自分)
こちらは(仕方ないんですが)なかなか低音が二人ずつ揃わないので何回やっても満足感が得られず。
そろそろいいかな〜という話になってきました(笑)

モーツァルトのハイドン・セットのやってない曲が良いんじゃないかという話になりましたが残ってる曲みんな難しいので悩むところです。
今まで弾いたのは
●K.464
●K.458「狩り」
の2曲。

残るは
●K.387「春」
●K.421
●K.428
●K.465「不協和音」

K.421が大変私は好きなんだけど、美味しいものは後に残しておくべきか…。先に平らげるべきか…。
悩みます悩みます。
    14:53 | Trackback : 0 | Comment : 2 | Top

町田樹さん最後の公演 「人間の条件」マーラーのアダージェット



明日、世界が
 滅びるとしても
今日、あなたは
 りんごの木を植える

開高健


町田さんのホームページより






予想通り連休中は廃人状態で過ごしましたが(笑)
無事行ってきました!さいたまスーパーアリーナ・町田さんの最終公演!!
2つの演目のうち「人間の条件」についてのみ書きます。(これでも十分長くなりますw)

本当に本当に素晴らしい作品だった。
そして、アダージェットという曲目を先に知れて良かった。
最後まで泣かずにしっかりと、パフォーマンスを堪能できました。(帰りの電車に乗ってからジワッと来ちゃいましたけどね)

S席から観たことで照明の素晴らしさも、俯瞰でしっかり堪能できたと思います。TV放送が一昨日あったのですが、あの大空間の照明の素晴らしさは、やはり半分くらいしか伝わっていなかったように思います。(カメラさんも頑張っていて美しい映像だったと思いますが)



町田さん以外に、いったい誰がアイスショーでこのような照明を発想できたでしょう。

革新的でした。
すべてが斬新でした。

黄昏を思わせるようなライトの中で、アラベスクのポジションでエッジワークのみを使って前後にゆっくりと動く始まり。
教会の窓からもれているかのような四角い白い光。
白い十字架のようなライトの中心にに倒れる町田さん。
滑った軌跡をなぞるようにリンクに残る白い雲海のような模様。
まるで人生の軌跡を表しているかのように…

神あるいは運命の支配者を象徴するのが青いライト。
青いライトとの対話がこの「人間の条件」を貫くテーマです。

曲が短調に転調する前、スタスタと歩いていくところ、TVではわかりませんが青い小さい丸いライトが雨のようにリンクのあちこちに落ちてきます。
そして、曲が転調し「怒り」を表すパートで、天上に吊るされたトラスに光る稲妻のような閃光が光ります。こんな演出初めて見ました。
青く染まったリンク、つまり運命にとりこまれた人間が、また遠くに白い雲海を見つけて歩み寄る。希望、でしょうか。

立ち止まった町田さんに下りる青いライト。(TVでもわかりますが、会場では天井から一本の細い青い線が落ちてきたかのように見えました。)それを手で掬い取るようにして飲み込む町田さん。

最後に青い光が四方から中心に注ぎ、中心に水色のライトが照らされる。運命を受容するかのように、その中に自ら入っていく「人間」。
中心の水色の光の中で手を伸ばす。「それでもりんごの木を植える」






マリオネットのような動きなど、全体的にベジャール/ドン版のアダージェットの影響が見られますが、この「人間の条件」はまぎれもなく町田さんのフィギュアスケート作品でした。
そして作品の隅々に町田さんの過去に滑った作品の断片が散りばめられていました。
それらの断片を編み直し生まれ変わらせた、まさに集大成の作品。

演技後、満員のさいたまスーパーアリーナが総立ちになり、アンコールがないとわかっても、おそらく町田さんは出てこないだろうとわかっていても、いつまでもいつまでも鳴り止まない拍手が続きました。
誰しもがこの空間を、もう少しだけ長く味わっていたかった。







ちょうど私が手の手術でバイオリンの活動をお休みにして、時間が出来自然テレビを見る時間が増えた頃からソチシーズンの町田樹の快進撃が始まりました。

私は昔から映画を見れば俳優より監督に惚れ、バレエを見たらダンサーより振り付け・演出家に惚れるタチでした。
町田さんが好きになったのも、アスリートでありながらプロデューサー気質というか、クリエーターの気概というか「あ、これは理想のフィギュアスケーターだ」ってビビーンって来たんですよね。
スポーツとしてのフィギュアスケートにまさかこんな人が、とりわけ日本男子シングルから出てこようとは思いませんでした。

自分のマイブーム歴はモーリス・ベジャールとかベルイマンとか色々あるんですが、町田樹さんに関しては、まだ出来上がっていない若い才能を発見できた自分がなんだか誇らしいです。(笑)

この4年間、現役引退後の素晴らしい円熟期をリアルタイムで、生で見られた巡り合わせに感謝します。

寂しさはありますが、10月6日彼はパフォーマーとしては終わるけれど、これからさらに才能が花開くことを確信できた一日でした。そしてその成果を見られる日も遠くないはず。
我々は何も失っていないのだと。

これからの活躍を期待してます。
町田さんもホームページで書いているように、「また必ずどこかでお会いしましょう。」
    17:38 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

いよいよ明日 町田樹さんの最終公演

昨日に続いて今日も「まっちー話」です(爆)

実は、今日、昨日のblogにも書いた「町田樹の世界」という冊子の発売日だったのですが、それに合わせてか午前中に突如町田樹さんの公式ホームページが更新され、CaOI(明日夜行われるアイスショーの方)の曲目が発表されました!!!

町田さんは秘密主義で有名で、めったに初演前に曲や内容を公開しないのですが、さすがに1日で2つの新作(それも1回こっきりの新作)だとお客さんの脳みそがパニックになると考えたのか?もしくは内容を理解するため音楽くらいは公開したほうがいいと判断したのか?
なんと曲目が発表されました。

マーラー「交響曲第5番 第4楽章アダージェット」

オリジナルの題名は「人間の条件」

もう曲名を聞いただけで涙がちょちょぎ出るというか…
ああこれを最終公演として、涙なしに観られるのだろうか…(無理)
この前ボレロの時にドンのアダージエットの話も書いたばっかりだし!

この曲はベジャールさんが亡くなってベジャール・バレエ・ローザンヌが来日公演のとき、元の予定プログラムにはなかったのにサプライズで追加されたんですよね。
ジル・ロマンさんが「ベジャールさんを愛して下さった日本の観客のために、ボレロに先立って、もう一曲プログラムを演じます。」とアナウンスがされたときから、もう私は涙がボロボロで、よく作品を味わえなかったという苦い思い出が。

その時の思い出は私の昔のblogに書いてます。

ある意味今日曲目を知れて良かったですよ〜。
明日前知識なくアダージェットが流れたら、もう涙がボロボロで町田さんの最後の演技、冷静に見られなかったかも知れないし。

…というわけで、今日の午前中は涙に暮れて廃人のように過ごしましたが、午後一で版元から注文していた「町田樹の世界」が届きました!

町田樹の世界


まだこの「町田樹の世界」をゲットしてない方にはネタバレになるので以下注意。





町田さん自身の言葉で、この「人間の条件ーアダージェット」は、ジョルジュ・ドンへのリスペクトと言っています。
私自身町田さんに興味を持ったのは現役時代「火の鳥」の時ベジャールの名が出たことからですが、それ以来現役最終年、そして引退後4年演技を見守っていて、町田さんのベジャールへの思いは私の勘違いじゃなかったと改めて確認できて感動しています。

そしてそれは、表面的な振付や雰囲気ではなくて、創作の原点にある哲学やコンセプトの立て方に現れていると思うんですよね。
バレエもフィギュアスケートも技法は違うところが多いのですが。

この「町田樹の世界」、全体的に大変読み応えのある本で、バレエダンサーの高岸直樹さんと町田さんの対談があったり、写真も本当に美しいものばかり。
また、昨日も書いたように編集部で「町田樹振付作品へ贈る言葉」を募集していて、一般の方からの町田さんの振付作品の感想が載ってるんですが、なんと!
アタシのも掲載されてます(爆)

本名で送ったので、読めばすぐわかるかもですが、万一目にしてもお知り合いの皆様、ツッコミはされませんように〜〜(やっぱちと恥ずかしい)

前日からこんなに翻弄されて、明日は自分はどうなってるんだろうか。ちょっと心配。
    20:13 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

ついに明後日 町田樹さんの最終公演

さいたまスーパーアリーナでのJOとCaOIまで、ついにあと2日になってしまいました。

JO(ジャパンオープン)
CaOI(カーニバルオンアイス)

まだ全然「最終公演」の実感がわかないのだけど、2日後の自分はまたゾンビ化している可能性大なので(笑)7月のPIW(プリンスアイスワールド)東京公演のこと書き忘れていたので思い出話をば。





7月13日東京初演の日、私は近所の美容院にiPadを持ち込んで、お兄さんにチョキチョキ髪を切ってもらいつつ、ツイッターで町田さん情報を収集してました。すると、初演の前に報道陣の取材があったらしく次々とニュースが流れてきました。

10月でプロ引退、町田樹さん会見全文「さようならは言いません」

氷上の哲学者、町田樹さんがプロスケーター引退を決断した理由

会見冒頭に広島はじめ西日本豪雨の被災者の方へのお見舞い、上京して以来の練習リンクの確保の苦労や、お世話になったリンクのインストラクターやトレーナーの方への御礼、プリンスチームへの思いなど、とても町田さんらしい内容でした。

その中で、「(現役引退のときと同様)今回も決してさようならは言いません」と。
「将来的には研究者としてフィギュアスケート界に貢献できることが必ずやあると信じていますし、そういう人材になれるように頑張っていきます」

そのニュースを読み、ああこれからも町田さんの活躍は知ることができるんだ、解説も聞けるんだと、チョキチョキ髪の毛切られつつ、思わずウルウルしていたら美容師のお兄さんに色々聞かれまして、実は町田樹さんの大ファンで明後日東京公演見に行くんですよ〜。でも、これこれこういうわけで引退しちゃうんですよ〜。て話をしました。

そして先々週2ヶ月ぶりに美容院行ったら、お兄さんに「町田さん最終公演、いよいよあと2週間ですね!!」って言われたりして(笑)。あらま〜覚えてたんですね〜。





東京公演の演技ですが、7月15日と16日の東京公演の「ボレロ」2度とも完璧でした!
15日はショートサイドの正面席で、あの日の出と太陽の昇るライティングに再び背中がゾクリとするほど感動し、16日はロングサイド席で細かな表現を堪能しました。

結局、横浜東京合わせて6公演見たんですが、そのうち5回がジャンプノーミス神演技という、4年間見てきた中でも完成度が一番高かったプログラムでした。

公演の楽の後、リンクを周回してお客さんとお話してる町田さんがあまりにさっぱりした顔をしているので、本当に良いセカンドキャリアを歩んでいるんだなと思いました。

見てる私達もさっぱりと…
と言いたいところですが、お隣の方は周回の時にシクシク泣いてたし、私も「ボレロ」演技の時は緊張してたので大丈夫だったのですが、その後のプリンスチームのナンバーの時に「この流れを見るのもこれが最後」などと考えてしまい、ウルウルしちゃいました。(恥)

今年わたしは父の事なんかがあったので、「ちょっとだけ自分にご褒美」って考えて、いつも横浜2公演なのを増やし4公演見たんですが、それが奇しくも最後の町田さんのPIWの年になろうとは。

でも、考えてみれば、現役引退のあと2015年の「継ぐ者」を見たときも、その時は一切マスコミの取材を受けていなかっただけに「いったいいつまで演技してくれるんだろう」と皆心配していた。
それから4年間も、(明後日の2作品を入れると)8作品も見ることが出来た。
貧乏な自分ですがw町田さんの演技については自分なりに可能なだけ見た!という自負があります。だから悔いはないんですが寂しいのは仕方ありませんね。

その後8月のPIW広島公演で、町田さんはPIWを卒業されました。



サプライズで引退セレモニーがあったそうですが、伝わってきた写真ではやはり町田さんさっぱりとにこやかな顔。

プリンスアイスワールドへの出演を終えて





わたしは町田さんの現役引退後4年間PIWに通ったわけですが、ほぼ毎回右か左の席の方は町田樹ファンの人だったので、いつも私が声をかけられたり(オープニングで町田さんが出てきたときの自分の挙動でだいたい誰のファンかバレる)、私の方からも声をかけたり、休憩時間にオタク話をしたりと、本当に楽しい時間でした。

来年以降も、PIW横浜公演は町田さんがTV解説をするでしょうから、1回くらいは行くかもです。でも、さすがに何回も見には行かなくなるでしょう。フィギュアスケートに関しては、元の「テレビで見るだけ」のライトファンに戻ると思います。

でも将来、町田さんが振付や演出を手がけるとなれば全然話は別です!
私が町田さんに一番期待しているのは、研究関連でのフィギュア界に対する貢献もさることながら、やはり芸術面。
どうかなるべく早い将来に、またクリエーターとしての町田樹が見られるようになりますように。





町田樹の世界

町田樹の世界
10月5日発売予定
編集部で「町田樹振付作品へ贈る言葉」を募集していたので、私も昔のblogを元に苦労して200字に縮めた キモポエム 感想を送りました。雑誌に載らなくても町田さんに届けてくれるそうです〜。

その他にも Kiss & Cry編集部『(仮)町田樹スペシャルブック』というのが冬に出版されるそうです。
引退景気というか、嬉しいやら寂しいやら…
    17:11 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

アメリカ難しい

ご近所の方の合奏団でやることになったアメリカ!
IMSLPでダウンロードした著作権切れの楽譜を、Photoshopで見やすく加工し練習始めましたよ〜。


だけど、やっぱりですが、
難しい!!です〜

確か今の先生に習い始めた頃、ドヴォルザークの「ソナチネ」習ったんですが、こっちは曲想はアメリカっぽいけど少し難易度低い感じの曲でした。
言われたのは、ドヴォルザークはチェコ語圏の人なので、(メロディーの)アクセントがドイツ語圏の曲と違う、ということ。
ヘエ〜って思ったんですが、独特のアクセントとか音の切り方とか、確かにそう言われればそうなんだなあ。
いや、チェコ語ってどんなんだかも知りませんが…



1,2楽章はまあなんとか練習したけど、3,4楽章はボウイングテクニックが必要なので、なかなか難しい。
下手でも「らしさ」のある演奏ができると良いなあ〜
(その前に転調とか音程とか高音とか、たくさん難所があるのでクリアしないとね!)
    20:04 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
ABOUT "kero"
Author : kero

◯十の手習いでバイオリンを始めて十数年目!
ヘタレなアマチュアバイオリン弾きの記録です。
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