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バッハのボーイング

最近歳のせいか楽譜が見づらくなっちゃいました〜(涙)。
以前からド近眼なんですが、さらに老眼も加わって、遠くも近くもなんか見にくい。

楽譜は昔はA4でプリントしてそのまま使ってたんですが、最近はそれをB4に拡大コピー → ファイルに挟めるように上下左右を少し切り落として製本、てな感じでやってます。

今週はカルテットでベートーヴェンのop18-3とモーツァルトのK.464やるんですがね、これもしっかり拡大コピーしましたよん。


↑これね、4楽章がむずかしいのよん。


↑こちらもモーツァルトの4楽章。フーガで難しいんですが、好きな楽章です。




さてさて、最近ソロ曲の練習曲で自主練してるバッハのパルティータ2番。
さらおうとして以前の楽譜をしげしげ見たら…
やっぱり小さい(汗)

拡大コピーして製本し直そうと思ったんですが、どうせなら指番号とかボーイングを1から見直そうと思って、市販の校訂入り入りの楽譜じゃなくて、ボーイング指番号なしの楽譜をペトルッチでダウンロードして使いました。

改めてYou Tubeでいろんな演奏を聴いた(見た)んですが、いろんな弾き方があるんだなあと…
この前も貼ったんだけど、ヒラリー・ハーンの演奏がゆっくりゆったりで素敵。
このくらいのテンポだったら余裕を持って弾けるかも…(いや、逆にアラが目立つかも!?)



ずーっとシェリング様の演奏を聴いてイメージしてた1曲めのアルマンドですが、You Tubeでもわりとこういうゆっくり静かな演奏がたくさんありました。

で、よっしゃーアタシもしっとり系を目指す!!と決意して、以前の指番号やボーイングも参照しつつ、ここんところを変えてみました!

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アルマンドで一番印象的なところ、以前レッスンでやった時はここのスラーの最後の音は返してたんですけど、一弓で。
あとは曲のどこで句読点を打つかとか、音色はどこをどうするかとか、いろいろむずかしいことばかりですが、とりあえず「全部の音を綺麗に発音」「音程は妥協しない」が目標ですかね。

さてさて、これも前回言ってた弦ですが、

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A線変えてみました!
Warm&Broad ですー!

前の普通のイルカノーネ・ソリストのA線はもったいないからまた使うべく保存中。
さて、印象ですが、以前の無印イルカノーネのA線に近い感じ。(というか、以前のと同じような?)
G線D線が相対的に強くなったわけだから、たぶん以前のよりは強いのだろうと思いますが、張って3日目になっても少し伸びてるところとか以前のとクリソツ。

音は…割と好きな優しくて可愛い音がヽ(=´▽`=)ノ
ただ、弦の張力が若干低くなったので、少し最初は戸惑いましたが、個人的にはこちらの方が好きなA線。
このイルカノーネ、無印のもソリストも、押さえが楽というか、柔らかく感じますね〜。
フラジオもすごく楽に出るし、お値段も(まあまあ)安めだし!

しばらくこれで慣れようかと思います。
D線もWarm&Broad なの出してくれないかしら〜。
(今のソリストのD線と無印のD線の間くらいのが欲しいw)

アンサンブルとバッハ練習

前回のアンサンブルからまるっと3週間予定なし!

続くときは続いて、空くときはどっと空くという。
たまたまですが、予定がない3週間て長い〜。
しかし、そのかわり、明日から怒涛の3連チャンです。

まず明日はカルテットの会なのですが、フルートの方が久しぶりに来られるのでフルートカルテット3曲をやります。


ダンツィのフルートカルテットDmol。

見たことも聴いたこともない曲だし、ダンツィって誰?って感じですが、ベートーヴェンと同世代。モーツァルトを尊敬していたということです。なるほど古典派ですね〜。
この他モーツァルトのフルートカルテットも2曲やります。
以前弾いたことある曲ばかりだけど、改めて見ると結構難しい。やっぱりモーツァルトですね。

さて、明後日は入ったばっかりのオケの強化日で、弦分奏と合奏があります。
オケはやっぱりインテンポで弾かなきゃいけないので、テンポとの戦いです(笑)
音符自体はそんなに難しくはないのですが(古典派中心の選曲なんで)、あと譜読みも大丈夫なんですが、速度がねえ…。
分奏が大変心配ですが、まあとりあえずメトロノームでシミュレーションしたので、なるようになれです。
指がからまるとことかは、必殺エアボウイングですよ〜(爆)

明明後日は、いつものご近所合奏団。
「ブルッフのロマンス」というヴィオラソロの曲をやります。



これね、ソロは非常に難しくてコンチェルトなみなんですが、すごく美しい曲!!
私は1stなんですが、この美味しいメロディーのところが2回位出てきて、こういう時は1stで良かったなあと思いますね。


…ということで、一応3週間もあるんで準備万端(当社比ですが)。
でも流石に3週間も合奏の曲ばかりだと飽きてきたので、以前練習してたバッハのバイオリンとチェンバロのためのソナタを引っ張り出してきました〜。

暇があると3番をさらっていたんだけど、そういえば4番は未着手だと気付き、1から4楽章まで譜読みしてみました。



↑なんかこのブログでは貼れないみたいなのでYou Tubeに飛んで見てくださいませ。
ツィマーマンのバイオリンです。
こちらはチェンバロでなくピアノの伴奏ですが、ボウイングなどはこちらを参考にして一通りつけました。
1楽章とかシチリアーノで有名メロディーなんですが、あまりにロマンチックに歌う感じだとバロックじゃない気がするので、その塩梅が難しいです。

で、2楽章なんですが…
こちらも出だしこそ耳馴染みの良いメロディーなんですが、結構長くて細かく転調、大変な割には演奏効果が少ないという(笑)
ちと仕上げる自信がないのですが、セカンドポジションの練習と思って黙々と弾いてみました。

当分このソナタ4番で飯が食えそうです〜。

で、調子に乗って「そういえば昔に比べて少しは進歩したのだから(当社比)無伴奏パルティータなんてどうだろう」などと、昔の楽譜を引っ張り出してきました〜(笑)

自分のブログを読むと、2012年にレッスンしておりました。
その後、また「引っ張り出してきました」パターンで1,2回さらってますね。



確か以前は弓の返しでフレーズブチギレ病がひどかった記憶が…
その辺は多分進歩していると思う!!
しかし、やっぱりバッハはどの音も明瞭に弾くことが大切。
以前は音程ばかり気を取られていたけど、弓の使い方もしっかり意識してさらいたい。

8月後半からは、また普段通り1,2週に1,2回の通常スケジュールに戻るけれど、バッハはなるべく練習しようと思います〜!あ、重音がたくさんある曲は…やる気になったらね(汗)








ラーセン・イルカノーネ ソリストも使ってみた

暑いけれどバイオリン弾きまくってますよ〜〜!!

東京方面のアンサンブルではアメリカの3楽章弾きました!
わりと最初にしてはいけてたかな。そろそろ大の苦手の4楽章も迫ってきました(笑)



さてさて、ハッと気づくと前回の弓の毛替え以来1年以上。
合奏イベントが間があくタイミングをねらって、先日、暑い中いつもお世話になってる工房へ行ってきました。

去年の誕生日に買って以来愛用しているラーセン・イルカノーネですが、コレに変えて調子いいという話をしたら
「ソリストのほうですか?」と聞かれたので、
「いいえ、無印の方です」と答えると、「イルカノーネ使ってる人で、10人中10人はソリストの方使ってますよ〜」と言わはるではありませんか。

10人中10人じゃないよねえ、10人中8人とか9人だよねえ、と使ってる知り合いの顔を浮かべつつ思ったのですが、要するに楽器屋さん的にはソリストのほうが激推しらしい。

張力が弱いのが好みと話したら、「実際に使ってみるとほとんど差は感じませんよ」ということなので、それでは一度ソリストも使ってみます〜ということになりました。

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さて、気の早いkero。早速ソリスト購入し、実際に張り替えてみたら…
音の響きとか弦をぽんと弾いたときの響きは無印イルカノーネと同じく大変良い。
フラジオの鳴りやすさも同じく良い。

A線から順に変えてみたのですが、正直A線は最初「あ、割と普通の弦だ」なんて思いましたね。
普通っていうのは最近の弦、ペーターインフェルトとかヴィジョンとかのナイロン弦の感じです。
無印の方がガットっぽくて優しい音が出たよなあ、なんて。
以前のナイロン弦からこのソリストに変えたら、また印象が違ったのでしょうけどね。

ただ、G線とD線はソリストの方が良い!
太くてしっかりした音が出ます。
といって、そんなに押さえにくくもないし、弾きやすい。
無印イルカノーネのときは弦が安定するまで結構時間かかったけど、このソリストはすぐに安定しました。

楽器屋さんの言う通りで大変良いのだけど、A線だけもう少し可愛い音がほしいなあ(笑)
コレばっかりは好みなんでしょうけど…
この組み合わせでA線だけ無印にしようかな。

なんて考えていて色々見ていたら、このイルカノーネ、A線に2種類あるらしいです。

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イルカノーネの開発中に音色の異なる2種類のA線が誕生しました。”Direct & Focused” サウンドと “Warm & Broad” サウンドです。 テストミュージシャン達の支持はほぼに同数でしたが、マーケットにインパクトを与えたかったのと、その音色をメーカーも求めていたため、”Direct & Focused”を採用しました。
昨年イルカノーネが発売され、お陰様で多くの方々にお使いただいております。しかし、まだ現在も”Warm & Broad”を望む声も多いようです。


ワタシは知らなかったのですがA線2種類込みのセットもあったみたいですね!
でもすでに↑のお店でも売り切れ。残念〜

単品だとこちらのショップでまだ取り扱いがあるみたいなので、一応試してみようかな…

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ちなみに、無印イルカノーネにもA線がDirect&Focused と Warm&Broad の2種類あるので、コレは色々選択肢がありすぎで…(笑)

道具が変わるとテンションあがるから、迷うのもこれまた楽しいですね。

K.464とK.428

実はわたくしkero、10年ぶりにオケに入ってしまいました!
時間ないとか曲が多すぎるとか言っておきながら、我ながら何と無謀なことを…w

平日練習をやっているところなのですが、たまたまその曜日は仕事が休みで、スケジュールを見ると次の本番までほとんど出席可能。土曜日が仕事なので、なかなか予定の合う団が少ない中、これは貴重。

それに、おそらくオケに挑戦するのも年齢的に最後の機会かな〜と。
終活ですかね(^^;)

オケって人数多いから、あまり詳細を書くと身バレして恥ずかしいのでぼかしますが…

ということで、3つの合奏団・アンサンブル用に3つの楽譜ファイルを用意していたのが、もう一つ増えてしまいました。
この4つのファイルを予定に沿って、今まで以上に計画的に練習しないとあきまへん。

目下練習中なのが明日の川崎方面でカルテットでやるモーツァルトのK.464。
コレは以前やっているので楽勝だと思っていたのですが、さらい直したらケッコー歯ごたえありました。
全部忘れてたし(爆)



これ、ペトルッチに載ってる楽譜と、CDやYou Tubeの演奏とだと2楽章と3楽章が逆の順番になってます。
モーツァルトって、大概アンダンテの楽章が2楽章、メヌエットが3楽章なんですが、この曲に限っては逆で、楽譜が間違いということなのかしら。(謎)

バイオリン的にはそんなに難しくないと思うのですが、チェロさんが結構難しいとおっしゃってました。
パートによって感じ方が違うのかな〜?

でも、改めて練習してみて、ハイドン・セットの中でも一番好きかも、なんて思いました。
昔はK.421が大好きだったのですがね〜。
この464は調性がAdurで弾きやすいし、2nd的には掛け合いが楽しいし、渋いけど味がある〜って感じ!!

何れにせよ明日なんでもう覚悟を決めて頑張ります。
もう一曲ブラームスの6重奏曲ピアノトリオ版があるんですが、こちらはもう諦めました(爆)
こんなブログ書いてる暇があったら練習したらというツッコミは置いといて頂いて…



で、土曜日仕事したら、日曜日はまたご近所アンサンブルです!!(ひ〜〜 やっぱり忙しい)

こちらはK.428を全曲通し!!
まあこちらは、3,4楽章はずっとやってたので何とかなるとして、すっかり記憶喪失の1、2楽章を思い出さないと。



昔、トレーナー氏に伺った難易度では、この428が一番難しいと言われたけど、弾いてみた印象だとそうでもないかな…
いや、あまりにゆっくりテンポでやってるせいかもしれないけど。
難しいとしたら、2楽章かな。
♭4つだし!!開放弦使えないし!!



ゆったりテンポだから何とかなるかな〜
日曜日で仕上げの予定と思いますが、はて、そう上手く行きますかね〜😆

何だか忙しい

無事に本職の展覧会が終わりました〜!!
2年に一度のイベントなんで、終わると「ほおおおお」とドッと気が抜けます。

しかしですね。スケジュールを確認すると、次の週からアンサンブルの予定がめじろ押し!!
お仕事じゃなくて遊ぶのに忙しいとか(笑) ワタシシアワセデス〜って感じですがね。
昼飲みでもしてマッタリ過ごそうかと思ったら、そうはいかないっす。

まず東京方面の合奏がありました。
こちらは前回やった「アメリカ」の1,2楽章なのでまあ安心。
…と、油断していたら!!
パリーのイギリス組曲という曲の、新しい楽章が2曲あったのですよ。(すっかり忘れてたよう)



4曲目、カプリース。

そして




5曲目 パストラール。

この作曲者、パリーが書いたところによると、「この曲は全曲やると長いから、カットするとしたらこの4曲目と5曲目にしなさい」と言ってるとか。(爆)
作曲者もわりとどうでも良い楽章だと思ってたなんて…ちょっと可哀想な楽章ですね🤣
弾いてみると、うーん…確かにとらえどころがないと言うか、印象に残らない曲でした。
でもアルコとピチカートが交互に出てきたり、何だか忙しい曲。


次に川崎方面の少人数のカルテットがあったのですが、「不協和音」と「ブラームスの六重奏(ピアノトリオ版)」という
難度高めな組み合わせ。
不協和音は東京方面の合奏で半年くらいやったのでわりと慣れてるけど、ブラームス…これ、やっぱり難しいよね〜。
以前は1楽章だけやったのですが、今回は4楽章までやるような話が出てます。うーん、自分はついていけるんでしょうかねえ。

この同じ少人数のカルテットで、「マザズのトリオ」というのも弾きました。



聴いたことある曲だと思って楽譜を探したら、なんと以前一回弾いたことがありました!
マザズのトリオ
これがね、そんなに難しくはないんですが、音が細かくて、ボーイングも細かくて、苦労しました〜。
以前は所見大会でボーイングも適当に、装飾音も適当に抜いて弾いてたんですなあ。


そして今日はしばらくお休みしていたご近所のアンサンブル。
新曲はメンデルスゾーンのオクテットです!!



最近メンバーが増えて、ヴィオラさんも増えたので、ついにこういう曲やることになったんですが…これ、難しいですよね(汗)
ある程度オケとか合奏の経験値がある人はいいけれど、譜読みができなくてフリーズしてしまっている方もおりました。
出だしの「しみしみ」とか「みそみそ」とかのウネウネ弾くところ、オケにいたころも、もう大嫌いでした。(オケ曲ってこういうの多いですよね)

まあ、とにかく全部完璧に音を出そうとしないこと。和声が合ってりゃいいので、最初の音出たら後は雰囲気がでてりゃいい…
とは、コンミス氏のお話でした(笑)
ちなみにわたしは今回3rdバイオリンなので意外と楽だった!
そんなに移弦が多くないんで大体「1と4でパタパタ」で弾けました。でも4の指の根っこが痛くなったけど。

超ゆっくりテンポなので何とかなるかもです。しかし4楽章とかどうなるんだろう。大混乱になりそう…(爆)

というわけで、遊びで忙しいという「ワタシシアワセデス〜」の毎日でした。
あ、仕事もぼちぼちやってますよ〜(笑)

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